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例文一覧

私が最近読んだ本に「7つの習慣」があります。これはスティーブン・コーヴィーという方が書かれた本であり、人生をうまく強く生きていくために必要な原則について書かれて今明す。私はこの本に強い影響を受け、私自身の考え方、行動について大きく変化しました。特に最初の原則である、自分自身を変えることからスタートするという点において、耳が痛い部分が多く、以前の私は物事が進まなかったりうまくいかなかったりすると、人や周囲の環境のせいにしてしまい、できなくても仕方ないと思っていました。しかし、それは大きな間違いであり、まず自分自身の思考を変える必要性を感じました。主体的に生きるということは、自分自身の人生に対して責任を持つということであり、この本を読んでから物事に対する姿勢というものを改め、うまくいかないことがあっても自分に責任がなかったか、改善点はないかをまず最初に考えるようになりました。(391文字)
私が最近読んだ本は「知識ゼロからの教会入門」です。現代においても世界中で厚く信仰されているキリスト教の教会を、カトリック、プロテスタント、正教会といった宗派ごとにその特徴を紹介しています。教会について建築物的な側面から論じるのはもちろんのこと、古代より教会が果たしてきた役割にも言及されていました。パリのノートルダム大聖堂やケルン大聖堂など世界の代表的な教会が網羅されており、教養が身につく一冊だと思います。私はこの本を読んで、人類の歴史の壮大さと、不断の努力を感じました。我々が生きる現代社会は古代より脈々と受け継がれる先人たちの努力の上に成り立っています。働く上では、偉大な先人たちから多くのことを学び、現代社会の特質を踏まえて、昇華させていくことが求められているのではないでしょうか。私はこの本を通して、以上のことを感じ、社会の発展に貢献したいとより強く思うようになりました。(391文字)
私が最近読んだ本は有川浩の小説「図書館戦争」シリーズです。この小説は表現の自由をめぐり、自由を守る図書館と表現を厳しく取り締まる良化委員会との争いを描いた作品です。この小説の一貫したテーマは、先にも書いた通り「表現の自由」です。この問題は現代社会でも度々問題となっており、インターネットが普及し誰でも世界に向けて自分の考えを発信しやすくなった昨今、切っても切り離せない問題となっています。われわれは表現の自由という権利を持っているからといって、何でも思っていることを書いていいということにはなりません。自分の発信する情報には責任が伴います。図書館戦争の世界のように表現が過度に規制されることは、文学の歴史や文化を否定することにつながり精神の自由も脅かされかねません。私はこの本を読んで、当たり前のように表現の自由があることが幸せであるということ、そしてそれに伴う責任の重要性を考えさせられました。(398文字)