【ES例】熱中したこと

私が学生時代に熱中したことは部活動です。小学校から大学まで野球を経験し、多くのことを学んできました。学生の本分である勉学に励むことは勿論ですが、それと同様に野球にも打ち込んできました。野球から学んだことが幾つかありますが、先ずは礼儀です。日々の挨拶や監督、先輩に対する言葉遣い、周りの人への感謝などを学びました。次にチームワークです。1人で戦うスポーツではないですし、結束した一体感は物凄いことなんだと身を持って体感致しました。この点に関しては社会人になっても同様だと考えております。そして継続することの大切さです。日々の練習を続けることでそれが大きな成果に繋がりますし、大きな自信を得ることもできました。甲子園出場には縁がありませんでしたが、野球を通じて今後の人生の糧となるような様々なことを学んできました。社会人になってからもこの経験を活かして業務に励んでいきたいと考えております。（393文字）

私は学生時代、より専門性を高めたいという想いから、研究活動に熱中しました。当時私に与えられた研究テーマは、研究室内では誰も取り組んだことがないものであったため、自分の手で実験手法を一から構築する必要がありました。そこで私は、研究に関連する過去の論文から得られた情報と、教授や先輩方のアドバイスを参考にし、複数の実験手法を考案し、検証を行いました。初めのうちは失敗ばかりで非常に苦労しましたが、その度に原因を分析・追求し、次の検証にフィードバックするという作業を繰り返し、試行錯誤を続けました。その結果、実験手法の新規開発に成功し、それを基にして、海外の学会で発表出来るほどの研究成果を得ることができました。この経験を通して、私は現状の課題を分析・追求し、改善していく力を身につけました。御社でも、この力を活かして研究者として業務に邁進し、利益を創出する人材へと成長したいと考えます。（391文字）

私が一番熱中したことは、大学三年生の学園祭です。私は一年生の時から学園祭実行委員会に入っていました。三年生になり責任ある立場にもなり、学生時代に実行委員として楽しめるのは最後と思い思い切ってリーダーとしてこの学園祭を取り仕切ろうと手を挙げました。それからは授業以外は仲間と集まってどうやったらより楽しくなるか、面白い学園祭になるか話し合い、寝る間を惜しんで活動しました。有名人は誰を呼ぶか、これがなかなか決まりませんでした。実行委員は男子学生が多く、みんな自分の好きな女性有名人を呼びたかったんですね。最終的に決めるのは私の仕事でした。この時は私も悩みましたが、どこかで誰かが決めるしかないと決断。それをみんなに伝えると、私が決めたならと納得してくれました。これには驚くと同時にとても嬉しい瞬間でした。本番はたいしたトラブルもなく無事終えることができました。その時仲間と過ごした時間は私の財産です。（399文字）